F1のテレビ放送(1)
現在F1の日本でのテレビ放送は、フジテレビによる地上波放送とスカパーのフジテレビチャンネルでの放送が行われています。
日本で初めてのF1中継は1976年と1977年に富士スピードウェイで行われたF1をTBSが生中継したのが始めです。
この時は1977年のレーススタート直後に起きた死亡事故(カメラマンと警備員の名)の影響で年でF1開催が中止され、中継もそこで途切れてしまいました。
その後、1980年代中盤にホンダがエンジンサプライヤーとしてF1復帰したことで、F1の注目度があがり、1985年のデトロ
イトGPで初優勝した時は各メディアで取り上げられ、当時の自動車専門番組カーグラフィックTVやモーターランド等でもレース映像が紹介されていました。
特にカーグラフィックTVではホンダが優勝したレース以外もダイジェストで放映しており、通年で全戦F1を放映した初めての日本のテレビメディアとなりました。
1986年には翌年から日本でのF1開催が再開されることが決まっていたこともあり、中継をするフジテレビ以外にもNHK等がニュースのスポーツ枠でF1のレース結果を放送していました。
ホンダがエンジンサプライヤーとして参戦しているといっても日本人ドライバーが皆無の状況での全戦紹介は異例といってよく、これは各局がF1の放映権を取ろうと色気を出していたことが要因ですが、放映権はフジテレビが獲得することとなりました。
そして1987年、F1全戦をダイジェストではない初の完全中継する放送が始まりました。
しかし、開幕戦の南米ブラジルからの中継は生放送でしたが、日本時間の1時から3時というヨーロッパで行われるレースについては深夜時間枠での録画放送となりました。
また日本GPは同時間の既存番組である競馬中継の影響から、ゴールデンタイムでの録画放送となりました。
これが逆に効を奏したのかF1の知名度は上がり、F1ブームが到来、翌1988年の日本GPのチケットは発売早々売り切れるという状態になりました。